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新型コロナウイルス緊急時の 中小企業資金繰りポイント

資金繰りは法人にとって大切なことです。

新型コロナウィルスによる緊急事態宣言の中、多くの企業が資金繰りに苦しみました。今回は法人の生命線ともいえる資金繰りを助ける生命保険と融資制度の活用についてご案内します。非常事態ともいえる時期に中小企業が生き残るため、活用できるポイントを押さえておきましょう。

【目次】

1、生命保険の活用
 1)契約者貸付
 2)解約
 3)減額

2、金融機関(公庫・銀行など)の融資活用
 1)金利より返済期間を重視
 2)決算書の重要性



1、生命保険の活用
 生命保険活用の3つのポイントをご案内します。

1)契約者貸付

まず、一般的な契約者貸付を押さえておきましょう。掛捨てではない生命保険、定期保険・逓増定期保険・終身保険・養老保険などで解約返戻金が貯まる保険において、オーバーローン(契約者貸付の上限を超える状態)になるまで解約返戻金の70%~90%を借りる事ができます。契約者貸付のポイントは金利です。加入時の予定利率により貸付の金利は決まっています。最近の保険の場合は2~3%です。よく考えずにたくさんの解約返戻金が貯まっているからと、昔契約した生命保険から貸付を受けた場合、6%の利子だったということもあります。複数の保険に加入している場合は、生命保険会社に契約者貸付の金利を聞いて判断することが大切です。予定利率の低い保険から借りた方が利子は低く抑えられます。

今回はコロナウィルス緊急事態宣言を受けて一定期間、無利子で契約者貸付を行う保険会社があります。法人では解約返戻金を上手に活用することが重要です。書類の記入だけで様々な書類を用意する必要もなく2~3日で振込まれますので、金融機関の融資が決まるまでのつなぎの資金繰りに活用する会社もあります。経営者にとって審査がなくスピードも早く現金が手元に届くのは大変ありがたい事です。

また契約者貸付は月々の返済はありません。一般的に、金融機関から借入れる時の金利より高いですが、すぐに返済する必要がないので新型コロナウィルスのような会社の非常時において使い勝手がよく、資金効率を高めてくれます。返済は満期時に相殺、解約時に相殺、返せる時に返済するなど自分でタイミングを選ぶことができます。

生命保険加入の目的として死亡保障がありますが、この契約者貸付期間中においても死亡保障の額は変わりません。経営者は安心して事業に集中できるのです。

2)解約

この危機において資金繰りが立ち回らない時には、解約をお勧めします。解約すると解約返戻金がすべて戻ってきます。返済の必要がなく、用途も自由に使えます。法人において解約返戻金の役割は大きく、赤字補填もできますし、会社の現金・預金を潤沢にします。今回、以前加入された全損定期を解約された会社がありましたが本当に入っていて良かったと感想を述べていました。その理由として、生命保険でなければこんなに貯まる事がなかった、また赤字幅を限りなく抑え従業員の給料が滞ることが回避できたと話していました。

3)減額

お金は必要だが、保障は残したい。そのような時の為に減額を押さえておきましょう。取り急ぎ500万円が必要という場合に、解約返戻金が2,000万円ある保険をすべて解約する必要はありません。死亡保障を減額して解約返戻金の一部だけ払戻しを受けることができます。この場合、解約返戻金1,500万円を残して、500万円を手にすることができます。その分、生命保険の保障金額は引き下げられますが、それに伴って支払保険料も下がります。このように生命保険は計画立てて使うことができるのです。

生命保険の活用方法をご案内してきました。続いて金融機関の融資についてお話しします。

2、金融機関の融資について

1)金利より返済期間を重視

新型コロナウィルス緊急事態において資金調達を考えるとき、低金利だから借りておこうと考えます。信用保証料無しや連帯保証人無しなど、様々な対策が打ち出されています

今回の新型コロナウィルス緊急事態において一番考えなければいけないポイントは、先行き不透明な点です。いつ回復するかわからず長期戦が予想されます。

例えば、5年・7年の返済の場合、無利子かもしれませんが月々の負担が大きくなります。

15年・20年で返済の場合、利子は増えますが月々の負担は大幅に軽減されます。金利より大きく負担の差がでるのが毎月の返済金額です。余裕をもった返済金額が経営改善をもたらします。事業計画と返済金額を合わせて融資を考え、返済期間を選ぶ、そして金融機関と交渉することが大切です。

更に、据置期間も考えなければいけません。据置期間は返済期間に含まれます。

誤解される方が多いので注意してください。

据置期間は利子だけ支払います。返済期間が短くなった場合、金利が上がる事がありますので、借入の際にはよく確認した上で返済計画を立てましょう。

2)決算書の重要性

新型コロナウィルス緊急事態において、いろいろな優遇制度が設けられていますが、決算書の提出無しで多額の融資を受ける事はできません。特別条件として保証人の免除や金利の優遇がありますがやはり決算書次第です。例えば、バランスシートに不明な金額が載っていると減点となります。連帯保証人を求められ、金利の上乗せや融資金額を調整される事があります。

これが意味することは、常に決算書を改善する必要があるという事です。多くの経営者が売上と利益と預金通帳を一生懸命チェックしています。忙しいから決算書を見る時間がない。仕方のないことと放置していては大変なことになります。いざという時に必要な金額が借りられない。そんなことが多く発生しているのも事実です。赤字になった時こそ、スムーズにお金を借りられる会社にする必要があるのです。

七福計画では、社長自らが会社のお金を理解するために決算書の健康診断をお勧めいたします。

次の3点がありましたらお問合せ下さい。

①儲かっているはずだが、現金が無い

②返済が大変だ

③今加入の生命保険は適正なのか分からない

自分の体の健康診断をするように、会社の体力を見極めておきましょう。

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